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成長ホルモン

加圧と成長ホルモンの関係について。

名称・特徴

成長ホルモンは191個のアミノ酸からなるホルモンで脳下垂体で生成される。

※ヒト成長ホルモンはhGH(human GH)と呼ばれます。

分泌

成長ホルモンは主に運動の後や睡眠中に多く分泌され、幼年期から思春期にかけて多く分泌されるが年齢を重ねるとともに減少する(最も多い時期である10代と比較すると30代では50~60%、40代で40~50%、50代で30~40%程度まで分泌量が減少すると言われています。)。

作用

成長ホルモンには成長に関する作用と代謝をコントロールする作用があります。

 

【成長に関する作用】

  • 骨の伸長:幼児期に骨端の軟骨細胞の分裂・増殖を促し骨を伸張させる。
  • 筋肉の成長:特定のアミノ酸の取り込みを促しタンパク質合成を促進する。

【代謝に関する作用】

  • 代謝促進:炭水化物・タンパク質・脂質の代謝を促進する。
  • 血糖値上昇:肝臓でのグリコーゲン分解を促す。また抗インスリン作用を持つため血糖値を一定に保つ。
  • 恒常性の維持:カルシウム濃度などを一定に保ち体内の恒常性を維持する。
  • 体脂肪動員の促進:エネルギー不足状態のとき脂肪から遊離脂肪酸の形で放出させる。

期待される効果

成長作用による筋肉肥大、代謝作用により脂肪から分解される遊離脂肪酸を空気と結合させて燃焼させることによるダイエット(トレーニング後にジョギングなどの有酸素運動をくわえると効率よく脂肪が燃焼されます)や老化現象を抑え若さを保つアンチエイジングなどの効果が期待できます。